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ファイナルファンタジータクティクス生みの親が挑む分断と不平等

by Emma Sep 16,2025

ファイナルファンタジータクティクス作者、不滅の物語の着想を明かす

『ファイナルファンタジータクティクス』の生みの親でありディレクターである松野泰己氏が、ゲーム誕生の秘話を詳述——人々が「希望を奪われた」と感じた時代に光をもたらすため、物語を構築したことを明かした。

困難な時代に蘇る物語

待望の『ファイナルファンタジータクティクス: イヴァリース年代記』が2025年に発売日を迎えるにあたり、松野氏はX(旧Twitter)で心に響くメッセージを投稿。現代の社会問題同様、ゲームのテーマが再び共感を呼んでいることを説明した。

再生 「約30年前」と松野氏は記す、「日本のバブル経済崩壊は金融機関を不良債権の山に沈め、企業倒産や失業率急騰、全国的な停滞を引き起こした。希望が盗まれ、夢に値札が付けられた時代だった」

「その歴史的文脈の中で」と続け、「私はラムザの物語——硬直した階級制度に抗う青年の姿——を形づくった。それはデリタの物語にもなった——社会の混乱を利用して出世を図る男の姿。忠誠と欺瞞が交錯する物語だ」

現代のプレイヤー向けリマスター

『ファイナルファンタジータクティクス リマスター』は2つの体験を提供: オリジナル版(『獅子戦争』の翻訳収録)に加え、フルボイス仕様の再構築版(グラフィック向上、UI改善、追加シナリオ要素)が登場。2025年9月30日、PlayStationプラットフォームで発売。

PlayStation大型夏イベントの目玉の一つ

ソニーの豪華な「State of Play」発表会で公開された本作は、『007 ファーストライト』『MARVEL 闘魂』、発売日判明の『サイレントヒルf』など数十の新作タイトルと共に発表された。全発表内容は「プレイステーション State of Play 2025 まとめ」を参照。

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