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任天堂、『ドンキーコング バナンザ』の軽微なパフォーマンス問題に対処 没入感のあるゲームプレイに注力

by Evelyn Sep 10,2025

今夏リリース予定の『ドンキーコング バナンザ』のディレクター・高橋和也氏は、若干の「パフォーマンス」面の懸念を認めつつも、開発を通じて「楽しさと遊びやすさ」の実現に注力したと強調しました。

スペイン紙『La Vanguardia』とのインタビューで、高橋ディレクターはプレビュー体験会の際に記者から指摘されたパフォーマンス問題について言及。「様々な要素が関わっています」と説明し、「ヒットストップやスローモーションといったエフェクトを意図的に採用し、重要な瞬間を強調しています。また、ボクセル技術を使用した環境の大規模な変化や破壊表現も要因の一つです」と語りました。

「こうした場面では確かにパフォーマンスが若干低下する可能性があります」と高橋氏は続けます。「しかし[記者が指摘した通り]、全体的なゲームの動作はスムーズです。大規模な変化が発生するエリアでも、楽しさとプレイアビリティを最優先に設計しています」

IGN『ドンキーコング バナンザプレビュー』でも「任天堂史上最も視覚的に魅力的な作品の一つ」と評価されており、「Switch 2の性能をフル活用——驚異的な環境表現とドンキーコングの生き生きとしたアニメーションから、任天堂の次世代第一作が本格始動した確信を得た」と記されています。

『ドンキーコング バナンザ』は7月17日発売、価格は69.99ドルでNintendo Switch 2独占タイトル。スポイラー対策として、一部ファンへ早期コピーが流出している現状を踏まえ、SNSでは関連用語のミュートを推奨します。

開発チームへのインタビューでは『ゲームの原点となったコンセプト』や『Switch 2向けに設計された理由』なども公開中。完全版インタビューはこちらからご覧いただけます。

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